店主のコラム
新詩人の出現の瞬間に思いをめぐらす
2026.04.30
明治に始まった〈新體詩〉人に列して、文武両道多々あるなか、とりわけ、ことばのただ中に身を投じ、詩の何たるかを倦むことなく追究し、日ごと1詩篇の鏤刻にいそしまれておられて、いまだ、世に隠れている〈来るべき詩人〉の皆さまにお願い。
年刊『阿吽』誌、阿吽文庫、あるいは懐紙シリーズに作品をお寄せ下さい。
その突飛さにおいて秀逸で、確とした意味などには意を介さず、こんなもの詩じゃないと嘲笑されようが我が道のみ唯一と妄信する珍奇して荒唐無稽なことばを抱え持つ詩が欲しい。
採否は勝手にこちらがするが、怖じることなくお送りいただきたい。
〈新體詩〉から百年以上の長きにわたってたどり来たこの道にあってなお、詩は逃げ水のごとく、わたしたちの一歩手前でつかみ取られることを拒みつづけているかに見える。この沈滞した時間をつき破って、勇躍と出現する来るべくして来る詩人を阿吽塾は飽くことなく待ちつづけている。